お詳しいですね(;’∀’)
鍼灸師は一つの病気にとことん詳しいわけではありません。(当然なんでも詳しい人もいます)
耳鼻科で勤務していれば嗅覚・聴覚障害に関して詳しくなるといった専門性の高い医療機関での勤務経験がある場合は別です。
私は医療保険を使った訪問治療が主な業務ですので、さほど専門性の高い症状の治療を依頼されることはありません。
例えば顔面神経麻痺。
悩んでいるかたは多くいますので、いつでも対応できる状態にすべきとは思っています。
悩まれている患者さんは今やインターネット時代ですから相当高度な情報を自身で調べられています。
正直に言いますが私よりも詳しいです。
分からないことを聞かれたら「次回までに調べておきます」となる訳ですが、患者さんにしたらがっかりされるだろうなと思うんですよね。
専門に研究されているかたのホームページ等を拝見するんですが、まぁほぼほぼ教科書通りなんですよ。これが。
教科書って凄い!!(笑
顔面神経麻痺の鍼灸治療は末梢神経症状であるもの(ベル麻痺)。発症から時間の経っていないものが特に有効と言われています。
顔面神経麻痺に限らず、よく「どのくらいで治りますか?」と聞かれますが、これはケースバイケースなんですね。
ご自身での体操やリハビリが必要な場合は一生懸命取り組んで頂ければ早まることもありますし、最低週一回は鍼を受けて下さいといった約束が守られない場合はその分遅くなってもやむを得ないでしょう。
期間の根拠としては自身の経験だったり、師匠・先輩の治療を見聞きしたり、インターネットで同業者の経験談を見たりといったことになります。