美容鍼について

いろいろとキャッチーで魅惑的な言葉を駆使して集客している同業者がいますが、要は顔面の血行を促進しつつ、皮膚に微小な炎症を起こさせています。
美容鍼を受けるかたに気を付けて頂きたいのは、出来うる限り皮膚にダメージを残さないことです。太い鍼を頻繁に使っているかたは将来的な影響を考えた方が良いと思います。太い鍼の方が炎症を起こさせやすいですから”劇的に効いた感じ”になります。
全身的な鍼治療をしたほうが確実に良い反応になります。もちも明らかに違います。

美容鍼に関しては原理原則さえ学べば ”出来ない鍼灸師” はいません。
「特殊な技術だから出来ない鍼灸師もいる」というセールストークは事実ではありませんのでお気をつけください。
“やらない鍼灸師”は多くいます。
私の美容鍼の師匠は 「まともな美容鍼をする人(鍼師)っていないわね」と言っていた美容鍼ジプシーである大金持ちの奥様を 「やっと見つけた」と言わしめた鍼灸師。全身治療を断った人には美容鍼はやらないといった徹底ぶり。
私も顔左半分に鍼をうってもらいましたが、このおっさんの顔でも左半分だけ顔の色が変わりましたから効果はあります。(一時的ですよ。)現場にいた鍼灸師仲間に「阿修羅男爵 阿修羅男爵」と指をさされて笑われましたが。
表情筋のトレーニング&セルフ顔面マッサージを習慣化することと並行して美容鍼は受けるべきと思います。

阿修羅男爵閣下 (こんなにはならない

あと、毛細血管を避けることは出来ませんので、内出血のリスクは必ずつきまといます。
内出血のリスクを最小限にするのは抜き方が重要です。出血してもファンデーションで隠せるくらいが多いですが、目の周りはお岩さんのようになることもあるようですので、特別な日に向けての施術の場合は目の回りは避けたほうが良いかもしれません。私は大きな内出血をさせたことはありません。








Previous article

確定申告2021

Next article

今日の富士山