ドライニードル

欧米主体で確立された筋・筋膜に対する新たな鍼の治療法のようですね。
正直勉強不足で詳しくないのですが、どうやら欧米では鍼師以外でも鍼を扱っているようですね。合法で。
欧米で認められたということは日本も追随するでしょう。
欧米ではなぜか理学療法士が鍼の資格がないのに鍼を使っているようですね。
理学療法士は筋、神経に関して問題なく知識は有る訳ですから、禁忌を知り、一定のトレーニングをすれば割と容易く出来るようになるでしょう。
そうなると更に鍼灸師の活動の場はなくなりますね。当然のことながら。
視覚障碍者も鍼灸師を目指さなくなるでしょう。
今以上に稼げなくなるわけですから。
理学療法士には認めずに、その役割を鍼灸師で担うことが出来るようになれば、逆に視覚障碍者の活躍の場は増えるかもしれません。視覚障碍者でも安全に通電療法のセッティングが出来るようなシステムが構築できれば・・・。

鍼灸の業界団体が4つに分裂しています。
まったく馬鹿げた話です。
恐らく今後も歩み寄ることはしばらくないように思います。
第22回社会保障審議会医療保険部会 あん摩マッサージ指圧、はり・きゅう療養費検討専門委員会議事録
(2020年10月29日)
あはき業団はこの専門委員会に
「意見がまとまりませんでした。ごめんなさい」 と出席しています。
このような大失態を犯したのちもまだ一つになろうとしているといった情報がありません。
策があってこのようなことをしているのではないかとさえ。。
まぁないでしょうが。

新卒に「業団に入りましょう」といったところで
「どこに入ったらいいのかわからないので一つになったら入ります」と言われるでしょう。
当然です。ど正論です。
鍼灸業界が低迷しているのは業団だけの責任ではありません。当然です。
自分が出来る事をしっかりやって、結果を出せば世の中の認知度、信用度も変わっていくはず
間違いとは言い切れませんし、一見正しいと思われますが、結局「じぶんさえ良ければ良い」といった事になってしまいかねないのです。やはり同業者とも繋がりを持って、地域に出て、積極的に人と関わり合う。
問題を共有し、研鑽を欠かさず、協力し合う。
これ当たり前なんですけどね。


理学療法士協会の半田会長は立派です。
理学療法士の職域を守り、拡大していますからね。
このような傑出した人物が鍼灸の業団に一人でもいればいいんですがね。

ちなみに理学療法士の協会は一つです。
一致団結して職域を守るために戦っています。

政治家は大きい声しか聞かない聞こえないのです。

ちなみに看護師の団体も一つです。
医師会を凌駕する大組織になっています。(会員数:令和2年76万人)


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