少年たちの善行

いま目の前で消防車が止まりました。
真っ先に”火事か?”と思うわけですが、どうも様子が違う。
まず銀色の防火服を着ている人が一人もいない。救急だろうか。
車止めのポールがあるので消防車が入れず、建物の敷地内に人だけ入っていく。
途中で子供たちが消防隊に駆け寄り「あっちにおばあさんが・・・」と指を差している方向をみるとおばあさんが長坐位で座り込んでいる。
意識はあるようで命にかかわるようなことはないようだ。
そうか、そのおばあさんを見つけて救急に電話をしてくれたのはあの少年たちだったのか。

胸が詰まる思いがしました。
もしも自分の母親が外で倒れたらと思うと。。
いま見て見ぬふりをして素通りする人も増えてますよね。
少年たちが消防署に電話をした勇気、行動力を称賛したいと思います。
そして人助けをした行為が大いに褒められるよう願います。
人によっては救急に電話をするのは『当たり前だ』と思う人もいるでしょう。
確かに当たり前なのですが、最近は少し様子が違う世の中になっていませんか?

6人くらい居たかな。
救急に電話をしてから、おばあさんのそばを離れず、救急隊を案内した。
少年たちよ 本当にありがとう。
君たちがどんなに騒ごうが私はなにも言うまい(笑)