85回目の誕生日
先日、母のところに行った際に、誕生日プレゼントは何が良いか尋ねましたが、「今日もそんなにいっぱい買ってきてくれて何もいらないわ」としか言いませんでした。”いっぱい買ってきてくれて”といっても、乾燥もずく、煮大豆、蒸し大豆、頂いた風月堂ゴーフル、鮭中骨缶、新聞のクロスワードパズルの切り抜き、沖縄そば、紅生姜、きくらげ、白きくらげくらいだったんですけどね。
そういえばだいぶ前に「菅野圭介の画集で安いのがあったら教えて。一番好きな画家なの」と言われていたのを先ほど思い出しました。
安いのはないんですよね。
でも85歳という節目の誕生日ですからね。買いましたよ。喜ぶのではないでしょうか。
父が酷いアル中で、ほぼほぼ働かなかったものですから、母の稼ぎだけで私と姉と父と祖母と生きてきた訳です。
よく「疲れて気絶しそう」と言う人はいますが、本当に駅のホームで疲労で気絶した人は母しか知りません。
その時の顔面の打撲痕が大きなシミになっていて本人が気にしています。お灸で消せるので「(お灸を)やろうか?」って言ってるんですけど遠慮してるんですかね?