薬なんて飲まないほうがいい
鍼灸校に在学中に薬理学の先生が仰った一言です。
ご自身の妹様がパーキンソン症候群になった際に妹様から相談を受け
「薬を飲むのをやめなさい」とアドバイスしたと。。
そして薬をやめたら治ったと。。
なんの薬を飲んでいたのか忘れたので非常に雑な話で恐縮ですが。。
なぜ学生である我々にそんな話をしたのかよくよく考えましたが答えは導き出せません。
恐らく先生の妹様は薬剤性パーキンソニズム(資料5Pから)だったのだろうと推測しますが。
最近はパーキンソンの薬も良くなりました。
言葉は悪いですが、ハマると物凄い効きますね。
大したもんです。
ただしパーキンソンの薬は高価なんですね。
公的な支援がないと非常に厳しい。
公的支援を得るには難病指定医の診断書が必要になるようですが、この資料が詳しいです。
https://www.boehringer-ingelheim.jp/sites/jp/files/documents/patient_doc/parkinson_0.pdf
パーキンソン患者は厚生労働省が2015年12月に公表した「平成26年患者調査」によると、国内の患者数は男性が6万2000人、女性は10万1000人の合計16万3000人。高齢化や診断技術の向上でさらに増加していると思われますが、多いですね。
患者数が多ければ製薬メーカーも本気で取り組みます。
これも言葉が悪いですが ドル箱ですからね。製薬メーカーから見れば。
実際に発症してしまえば、効く薬があるということは有難い事です。
「パーキンソン」という検索ワードでここにたどり着いたかたは、ご自身で不安に感じられているかたでしょうか?
ご家族、ご友人でしょうか。
不安な日々を過ごすのであれば、早期に医療を受けることを強くお勧めします。
最小の症状で、進行を抑制し、日常を出来るだけ長く維持することが出来るようにするために早期の受診を。