第156回国会参議院


平成15年7月15日
第156回国会参議院において平野貞夫議員(当時)が鍼灸マッサージ医療に関する質問主意書を提出しています。
こちら
そして
十三、近年、無資格者が、あん摩マッサージ指圧という標示を避け、あん摩マッサージ指圧師の独占業務である、もむ、さする、たたく、おす、という業を反復して営業している。無資格者の取締りを、具体的にどのように講じているのか、示されたい。
こんな質問をしてくれているんですね。
30年程経った訳ですが、厚生労働省はなにもしませんね。
一体これはどういうことかということを少し考えれば答えは出ますよね。
なんら制限を受けない いわばやりたい放題の整体、リラクゼーション業が横行すれば、制限だらけの国家資格側は衰退するに決まってます。
そういうことです。

理容師、美容師免許を持たない者が「私、髪の毛切るのうまいから」と仕事にしているようなもんですよね。
二種免許を持たないで人の送迎を車でしてお金を稼いでいる。よくよく調べたら運転免許すら持っていなかったなんて、そういう状態を施術業界では厚生労働省は容認しているんですね。全くおかしな話です。


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