不用品買い取り業者の闇
母がまだこの家にいた時に、着物の処分に悩み、ポスティングされていた不用品買い取り業者に訪問査定をしてもらったことがあります。もちろん買い取り不可で、「ほかに貴金属はありませんか?」としつこく粘られたそうです。
あいにくというか幸いにしてというか、うちには貴金属は一つもないので、母は「本当にないのよ」の一点張りで、業者は仕方なく退散したのですが、その後、主に首都圏の不用品買い取り業者から営業の電話が後を絶ちません。(中には北海道の局番もありました)
1軒1軒電話機の電話帳に『不用品買い取り業者』と電話帳入力をするのですが、まぁ次から次へと違う電話番号でかかってくるのです。
これは電話番号情報売買の業者がいまして、一度訪問に成功した買い取り業者はその電話番号を売るそうです。なので一度広まってしまった電話番号の拡散は止めることが出来ません。『電話機の電話帳機能に登録していない電話番号には出ない』これしか対策はありません。例えば「母は死にました」と言っても、それを聞いた、今電話をかけてきている業者はもうかけてこないでしょうが、出回ってしまった電話番号は消せないということです。
もしも自慢の貴金属を見せてしまった場合、突如態度を豹変させその貴金属を強奪されたなどという事例もありますから、家に入れない事が重要です。
良く調べれば優良な買い取り業者もいるんでしょうが、電話番号情報売買の業者から、騙された人の電話番号などを買い取る業者に、まともな者などいるはずがないと思ったほうが良いでしょう。
この動画は神奈川の、とある不用品買い取り業者が、うちの留守番電話に ”わざわざ” 録音したものです。
受話器が上げっぱなしになるとこの音がするのですが、電話をしてきた側からこの音を発することはないと思います。
意味が分かりませんが、録音容量の大半を使用する結果になりましたので、地味な嫌がらせ行為ですね。