三里に灸の痕なき者と旅をするな

当時は医療も未発達で、当然ワクチンもありません。清潔な国民性といえどまだ衛生状態もよろしくない。
そんな時代背景で、この足三里の有痕灸(やけどの痕が残るほどの灸)は健康管理=免疫強化のための灸であったろうと思うのです。もちろん旅の足の疲れをとる目的でもあったと思いますがね。
健康管理も出来ない人と旅などに出かけたら、途中で具合が悪くなって旅どころじゃなくなるぞ という意味で言ったんだろうなと 当時に思いを馳せていますw。

この三里の有痕灸について少し調べてみたところ、仙台赤門短期大学のコラムに記載がありました。

コロナのワクチンに関して各製薬メーカーは1月~2月で臨床実験を始めると言っています。
医療従事者、高齢者、基礎疾患有病者と接種されていくと思いますが、、さてはて収束はいつになるのやら。

やけどの痕をつけるほどの強烈な刺激じゃなくとも良いと思いますので、免疫強化の『足三里の灸』試されてみてはいかがでしょうか。鍼灸院でしたらどこでもやってくれると思います。

仮にコロナが収束したとして、今後も新たなウイルス、細菌との戦いになるでしょう。
要は自分自身が免疫を高め、新たなる脅威に打ち勝つ、勝ち続ける生き方をしなければならなくなった 時代の大転換期でもあると思っています。そうは思われませんか?

こういう時こそ昔の人の知恵から学ぶべきではないかと思うのです。

そして今回のパンデミックを引き起こした大きな一因として環境破壊があるという説を私は支持します。
人類は少し小さく生きる方向に向かわねばならないのかもしれません。

Next article

遺伝